双子の保育園「多胎加点」とは何か
認可保育園への入園申請では、各世帯に「指数(ポイント)」が割り当てられます。基本指数(保護者の就労状況・育休の有無など)に加えて、「調整指数」と呼ばれる加算項目があり、多胎(双子・三つ子以上)もその対象になる自治体があります。
多胎加点が設けられている理由:双子以上の場合、「保育園に落ちる」と育児の継続支援が著しく困難になるという実態を踏まえて、多くの自治体が加点措置を設けています。双子を2人同時に自宅で育てながら就労復帰するのは現実的に難しく、「双子家庭のワーキングマザーが孤立する」問題への対策として機能しています。
ただし、多胎加点がある自治体とない自治体があります。また加点の点数も自治体によって異なります(1点〜5点程度の差がある)。自分が住む自治体の「保育施設入所基準(指数表)」を必ず確認してください。市区町村のウェブサイトで公開されているか、窓口で取り寄せることができます。
双子の保活、いつから始めるべき?時期の目安
4月入園を目指す場合、申込期間は自治体によって異なりますが、多くは10〜11月ごろです。この期間に合わせて逆算すると、動き出しの目安はこうなります。
生後4〜5ヶ月ごろ:希望する保育園のリストアップ・見学申込。生後6〜7ヶ月ごろ:自治体窓口で「指数の試算」を依頼。生後8〜9ヶ月ごろ:申込書類の準備・提出。翌年2月ごろ:内定・入園手続き(4月入園の場合)。
窓口での指数試算は、「自分の世帯が何点になるか」を担当者に概算してもらえるサービスで、多くの自治体で実施しています。「加点があっても第1志望には入れないかも」「第2・第3志望を多めに書く必要がある」という判断をするうえで、申込前にこの試算を受けておくことが重要です。私もこれを早めにやる予定でいます。
双子の保育園申込:注意すること
「2名同時に同じ園に入れるか」の確認が必須
双子の場合、2人が別々の保育園に入ることになると送り迎えの負担が2倍になります。申し込みの前に必ず「双子2名を同時に受け入れてくれるか」を各保育園に確認してください。定員の空き状況によっては、「1名は入れるが2名目は翌月以降」というケースもあります。
見学の際にこの点を聞いておくと、入園申込のタイミングで「2名同時OKな園」「要確認の園」をリスト分けできます。定員の空き状況次第では「1名は入れるが2名目は翌月以降」となるケースもあるため、見学時が一番聞きやすいタイミングです。
認可外保育園・認定こども園も選択肢に入れる
認可保育園の競争率が高い地域では、「認可保育園のみ」に絞ると入園できないリスクがあります。認可外保育園(企業主導型保育・認証保育所など)も視野に入れて複数の選択肢を持っておくことが大切です。
多胎加点がある自治体でも、人気園の競争率が高ければ第1志望には入れない可能性があります。認可外も含めて複数の選択肢をリストアップしておくことで、「もし落ちても次の手がある」という心理的余裕が生まれます。保活は複数の選択肢を持ちながら進めるのが鉄則です。
双子の保育園入園、実際にかかる費用
双子の保育料についても触れておきます。認可保育園の保育料は世帯収入(住民税額)に応じて決まります。複数の子どもがいる場合、「多子世帯の保育料軽減」が適用されることがあります。
ただし「同一世帯に小学校就学前の子どもが複数いる場合、2人目は半額・3人目以降は無料」という軽減の仕組みは、「第1子が保育施設に在籍していることが条件」となっている場合があります(自治体によって異なります)。双子の場合は「1人目と2人目が同時入所」なので、この軽減がどう適用されるかを事前に確認してください。
具体的な適用条件は自治体の窓口で確認するのが確実です。「双子の場合、2人目はどう扱われますか?」とそのまま聞けば教えてもらえます。月の保育料が仮に3万円なら1人目3万円+2人目1.5万円=合計4.5万円という計算になるので、世帯収入に応じた保育料の目安と合わせて確認しておくと家計計画が立てやすくなります。
双子育児の経済面全体については双子のベビー用品予算や双子のミルク代月額公開もあわせて参考にしてみてください。